リガチャーの製作
今度はリガチャーの製作です。金属製は難しいので皮で作ることにしました。先ず9φの真鍮丸棒にアヤメのローレットをかけてすべり止めをつけて、M3のピッチ0.5の雌タップを切り、次に6φの丸棒を3φに旋盤で細くしてからM3で0.5ピッチのネジを切りました。そのあとは27mmの長さの6φの丸棒を2本作り中心に3.2φの貫通穴をつけこれを皮に通すようにします。M3の雄ネジの後端部にはフライスで並行に研削した回り止めを付けました。難しいのは皮の円周の長さを決めることです。長いとゆるすぎてキッチリと締まらず短いとリードの差し込みがきつくなります。少しきつい感じにしてセットしてからしばらく置いたところ皮が伸びてちょうど良くなりました。皮の材質はもっと硬いものが良さそうです。試し吹きをしたらまろやかないい感じの音になりました。これは実用に供せるようです。こんなことばかりやってないで、もっとSAXの練習をしっかりやらなくっちゃー!!
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント