リガチャーの製作
今度はリガチャーの製作です。金属製は難しいので皮で作ることにしました。先ず9φの真鍮丸棒にアヤメのローレットをかけてすべり止めをつけて、M3のピッチ0.5の雌タップを切り、次に6φの丸棒を3φに旋盤で細くしてからM3で0.5ピッチのネジを切りました。そのあとは27mmの長さの6φの丸棒を2本作り中心に3.2φの貫通穴をつけこれを皮に通すようにします。M3の雄ネジの後端部にはフライスで並行に研削した回り止めを付けました。難しいのは皮の円周の長さを決めることです。長いとゆるすぎてキッチリと締まらず短いとリードの差し込みがきつくなります。少しきつい感じにしてセットしてからしばらく置いたところ皮が伸びてちょうど良くなりました。皮の材質はもっと硬いものが良さそうです。試し吹きをしたらまろやかないい感じの音になりました。これは実用に供せるようです。こんなことばかりやってないで、もっとSAXの練習をしっかりやらなくっちゃー!!
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コメント
おじさんこんにちは、koichiです。
本年もよろしくお願いします。
久々にアクセスしたのですが・・
マウスピース作り?!
リガチャー作り?!
びっくりしました。
すごいですね。。
私が言うのは失礼ですが、もう完全に素人の趣味の域を超えていますね。
演奏自体も去年聴いて、とても上手だなーと思いましたが、リガチャ、マウスピース作りをするとは技術も発想もすご過ぎます。
マウスピースはそりゃ難しいですよ(というかここまで作れる事が信じられない)。でも見た目は完全に本物ですね。
リガチャーはとても吹きやすそう!そういう製品実際に専門店に売ってますよね。実際、売れるんじゃないでしょうか。今度、手にとって見せてもらいたいです。
今年は秋のステージで、初めから3曲くらい用意して出演して下さい!!
投稿: koichi | 2012年1月 3日 (火) 06時39分
幸ちゃん、ご家族様あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。ブログへのコメントありがとう。マウスピースは音は全音階で出ますが実用にはならないですね。演奏が非常に難しくなってしまいます、さすがに本物とは違います、でもマウスピースというものが良く解りました。リガチャーは実用できます。次回はもっと改良します。今年のお祭りにはもっとうまく演奏したいですね。1月22日はYAMAHAのクラス発表会でDESAFINADOのアンサンブルと私はエルビスプレスリーのCan't help falling in love をソロで吹きます。今回は全てテナーで演奏します。
投稿: JA1CQJ | 2012年1月 3日 (火) 11時55分