HUTTLのトランペット(HUTTL Trumpet made in Germany)
東戸塚のBOOK OFFに見に行って来ました。アルトサックスの中古があれば分解研究用に欲しいと思ったからです。しかし、サックスは在庫がありませんでした。店の中古品の棚にとても綺麗なトランペットがあり、見てみるとピストンやスライド管が固着していて全く動きません。トランペットは永い間使わずに置いておくとバルブオイルが固まって動かなくなるのです。
凹みやキズもなくラッカーもほとんど剥げていなくて非常に綺麗でした。これは簡単に修復出来ると思ったので非常に安価であったこともあって買ってきました。一晩はピストン内部にCRCを十分吹き付けておき、翌日ピストンを大型の旗金を使って外しました。キズを付けないように慎重に、、、ピストンはゆっくりと動きながら外れました。油が固まると粘性抵抗が高くなるのでちょっと押したぐらいでは動かないのです。これは電気回路に置き換えて考えると非常に高い抵抗に高電圧をかけて電流を流すことに相当します。電圧が力で電流値が動きの速さに相当します。電気抵抗では電圧と電流は位相が同じで、機械系でも粘性抵抗に掛ける力と動きは同位相になります。同様に考えると重り(質量)は電気系のインダクタンス(誘導抵抗)でバネはコンデンサーに相当します。この二つの素子は力と動き(電圧と電流)はそれぞれ逆方向ですが位相差が90度あります。
全ての部品を分解して洗浄し、新しいピストンオイルを塗布して見事に新品同様のピカピカのトランペットになりました。このトランペットはドイツ製で人気のある製品です。
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